【解像度とは】基本をシンプルに解説

「解像度とは 基本をシンプルに解説」という文字と、解像度の違いを示す3つのキューブのイラスト。左から右にかけてピクセルが粗くなっていく様子が描かれている。
晴
解像度について知ろうとすると、複雑さにちょっと圧倒されるかもしれません。まず解像度とはなんなのか、基本概念をシンプルに解説します。

まずピクセルを知る

ピクセルとは画素のこと。画像を作る小さな点のことです。
様々な色のピクセルが集まり、私たちが見る画像ができています。

ピンクの毛布で眠る猫の写真。その一部が丸く拡大され、画像が四角いピクセルの集まりで構成されていることを示している。

解像度って?

画像のきめ細かさのこと。
つまりピクセルが画像にどれだけ詰まっているかを示しています。

ppi/dpiは解像度の単位

ppi(pixel per inch ピクセル パー インチ)
dpi(dot per inch ドット パー インチ)
画像の解像度を表すための単位です。

※ちなみに本来デジタル上の解像度はppi、印刷出力時の解像度はdpiなのですが、同意義なので、厳密に使い分ける必要はありません。

ピクセル(ドット)が1インチ(25.4mm)の1辺にいくつあるかを示しています。

10ppiと30ppiのピクセル密度を比較する図。左には10×10の粗いマス目で示された10ppi、右には30×30の細かいマス目で示された30ppiが並んでおり、数値が高いほど高密度になることを表している。

数値が大きいほど、密度が高くなり鮮明になる

同じサイズの画像を、解像度30・72・300ppiの3パターンを用意しました。
サイズは同じでも、当然ピクセルが多い方がきめ細やかで鮮明に見えるというわけです。

スイカを食べる女の子の同じイラストを3つ並べ、解像度の違いを比較している画像。左は30ppiと低解像度で粗く、中央は72ppi。右は300ppiと解像度が高く鮮明になっている。

まとめ

解像度はピクセルという点がどれだけ詰まっているかということ。
いっぱい詰まっていた方がきめ細やかで鮮明に見える。
ppi/dpiは解像度の単位であり、300ppi=1インチの1辺に300個のピクセルが並んでいるという意味。